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執筆者の写真キャップ野球チーム 横浜国立大学

技巧派への可能性

更新日:2021年10月17日

皆さんこんにちは、えのけんです


 シャッフル大会では1か月半ぶりのキャップという事もあってノーヒットだったのですが、ピッチングの方は2回無安打無四球無失点と上々の出来。

 無四球というのも、投球スタイルをシュート主体のコントロール重視にしたことによって達成することができました。


 というのも現在球速偏重となっているキャップ野球においてコントロールが再評価される時代がくるのではと考えているからです。

 その理由としてとして3月に開催されるキャップ野球の全国大会、蓋祭りにおいて振り逃げが採用されたことが挙げられます。

 今までの速球派の攻略法というと、連打は望めないので、暴投かフォアボールでの得点頼りというのが関の山でした。しかし、今回の採用によってそれが多少は緩和されるのではないでしょうか。

 キャップ野球における三振のほとんどは速球、または鋭く速い変化球です。そのため、三振時に後ろにキャップが逸れることもしばしば。それを防ぐためにもこれからは三振を奪うのに縦方向の変化が主流となってくるでしょう。横の変化では手のみでブロッキングすることが多くなるため後ろに逸らす確率が高くなります。しかし、縦の変化には体を入れることが出来るため、後ろに逸らしにくいのです。

 また、上記の理由から小さな変化球が主体になってくることも考えられます。そうなってくると、今までよりバットに当てられる回数が増えるため、リードなどの戦略性が向上し、力一辺倒から頭を使ったキャップ野球へと進化していくのではないでしょうか。

 現在堅いキャップが主流となっていますが、柔らかいキャップで打ち取るスタイルが再び市民権を得る日が近いかもしれません。

 今回の振り逃げ採用には様々な意見があるようですが、この競技がより良いものとなっていくためには必要な過程なのではないかと考えます。まだまだ日が浅い競技なのでルールの改革はまだまだ続いていくでしょう。

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