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執筆者の写真キャップ野球チーム 横浜国立大学

“横国みなと”チーム紹介

更新日:2021年10月17日

 みなとチームの特徴は何といっても面白いことです。もちろんキャップ野球の腕は申し分ないのですが、投げ専、打ち専、捕り専のほかにこのチームでは喋専(しゃべせん)の枠を設けています。後藤、TOMO、樋口のよく喋るうるせえやつらを中心にチーム内はいつも笑いが絶えないことでしょう。

 投手力の方では新戦力の一年、垂井の存在が大きく、横国両チームの中で最もキャップ経験が長く、球速、変化球、制球力のすべてが高い選手です。また、面白い蓋を投げる特異な投手たち、山下、樋口、藤橋が投手陣の主力となっています。山下のシンカーはキレが素晴らしく、やや下気味サイドから投げ出されるその蓋は打者から見ると浮き上がってからストンと落ち、山下しか投げることのできないおもろい軌道を描きます。

 樋口、藤橋はともにフリッカーの選手であり、球速が速い、いや、速すぎること言えるでしょう。樋口はフリッカーの中でも変化球が多いことが特徴で、高速スライダーを中心に、速度を保ったまま落ちるフォーク、急に減速してタイミングを狂わせるライズ、最近覚えたシュートの十字キー操作可能な変化球に加え、床すれすれの位置から放たれるアンダースローは樋口の球種の中で最も速く、軌道も珍しいためストライクゾーンに入った時、相手に大きな絶望感を植え付けます。しかし、制球力がなく投手としては珍しくストレートを持っていないのも特徴(欠点)ともいえるでしょうか。

 藤橋は最近実力を着実に着けてきた投手です。樋口がチームの新歓、山下がスノボにうつつを抜かしている間も黙々と練習を続け、課題だったコントロール難も克服してきています。藤橋はリーグ戦に登板した経験がなく、張り詰めた緊張感の中で安定した投球ができるのかが、勝利のカギとなります。

 この樋口、藤橋両投手の投球で重要になってくるのが捕手の存在です。速く変化の激しい蓋を捕れる捕手でなければ、暴投、パスボール、振り逃げのオンパレードとなり、試合は壊れてしまうことでしょう。サッカーとハンドのキーパーで動体視力を鍛え上げた後藤、なんでうまいのか?どこでそのキャッチングを覚えたのかが意味不明な藤橋、運動神経抜群でバッティングセンスもあるのかいりに加え、野球部出身者も多いため総合的なチーム捕手能力はかなり高い水準です。

 打力でもここ最近の野球部の活躍は目を見張るものがあり、野球での経験をちゃんとキャップ野球にいかすことができている人が増えています。

野球経験者が投手、捕手、打者として覚醒したとき、このみなとチームは向かうところ敵なしでしょう。



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